今も昔も変わらない職人の技術を継承、神穂工業所株式会社

今回は名古屋市緑区で製造業を営む、株式会社神穂工業所さんにお邪魔しました!
株式会社神穂工業所
〒458-0801
名古屋市緑区鳴海町下汐田232
https://kamiho.co.jp/index.html
早速工場を見せていただきました!
神穂工業所さんは現在、主に専用の加工機を製造しています。
専用加工機とは??
製造工程、例えばライン製造において、その工程だけ行う専門の機械のことを指します。
そのような専門加工機を汎用加工機を使用して作っています。
汎用加工機とは、色々なものを作る加工機械を指し、穴を開けたり、削ったり、部品などを作るための機械です。
神穂工業所さんにはクラシックな機械が設備されており、現代の自動的で高性能な機械ではありませんが、その分、壊れにくく、応用が効くそうです。

工場内で一番大きな縦中ぐり盤。
大きな部品を縦方向に穴を開けたり、加工します。

NCフライス盤は四角い素材を加工します。

NC旋盤は丸い素材を加工します。

ラジアルボール盤はよく見る穴あけ加工機!
もちろん加工だけでなく、組付けもでき、図面さえもらえれば、材料の調達、部品の製造、組付け、塗装まで全部できる器用な会社。
「全然片付いてなくて、汚くてごめん!」と恥ずかしげに紹介してくれた竹内麻莉江さんですが、塗装エリアは前衛アートな雰囲気でワクワクしました!





神穂工業所の60年の歴史
歴史はなんと60年近く。
創業者である祖父の竹内長一さんが大手加工会社から独立し、名古屋瑞穂区で昭和31年に創業しました。
昭和40年に法人として設立し、昭和50年頃に今の場所、緑区鳴海町に引っ越し、今に至ります。竹内長一さんは手先器用なだけでなく、芸術的な一面があったようで、ところどころ書を残しています。

現在の社長の名刺の名前部分は竹内長一さんの字であり、社是も竹内長一さんが書かれたそうです。また面白いのがロゴマークで、これも竹内長一さんがデザインした作品になります。
レトロさもありながら、現代にも通じるデザインセンスを感じます。

残念ながら他界してしまいましたが、現在は息子さんである社長:竹内康恭さんが後に引き継ぎ、竹内長一さんのお孫さんにあたる竹内麻莉江さんが近々引き継ぐ予定です。
麻莉江さんは関わってくれた人への感謝や、家族が紡いできた歴史を途絶えさせたくないと思い、継承を決意されたそうです。
若手が継承し、技術はもちろんクラシックでアートな空気を活かしつつ、前に進む新たな神穂工業所の成長がとても楽しみです!
株式会社神穂工業所
〒458-0801
名古屋市緑区鳴海町下汐田232
https://kamiho.co.jp/index.html